コロナ禍のシニアのおカラダのお悩みの大半は腰痛

2021年8月26日

運動不足の影響による腰痛に悩むシニアが増えています

みなさんこんにちは！健康を貯金するちょけん先生です。

僕たちは出張型のパーソナルトレーニング指導やオンラインパーソナルトレーニング指導の他に、行政と協力しながらシニア向けの出張体操教室やシニア向けのオンライン体操指導をおこなっております。

新型コロナの猛威が1年半以上続いており、ステイホームや外出の自粛はシニアのカラダに大きく影響を与えてしまいます。

運動不足がきっかけでカラダへの影響が出てしまうシニアの方を1人でも減らしたいという思いから私たちは感染に気をつけながら出張体操教室を再開しています。

来月開催する出張体操教室のプログラムを作成するにあたり今回「コロナ禍でのステイホームでカラダのどのようなことにお悩みですか？」という質問の回答で1番多かった答えが腰痛でした。

コロナ禍の腰痛の原因はステイホームによる座っている時間が長くなったこと

もともと高齢者は腰痛に悩む方は少なくありません。いままでは腰痛になる高齢者と、ならない高齢者の違いは運動習慣の差と地域活動の参加の有無による活動量が大きく影響していました。しかし、新型コロナが蔓延して高齢者の方々の生活から運動機会と地域活動が等しくなくなってしまいまいした。そして、家での長時間の座っている時間が増える方が多くなり、その座り姿勢が腰痛の引き金になってしまいます。

骨盤が後ろに倒れた座り方

自宅で過ごすことで高齢者は座って過ごす時間が圧倒的に以前の生活と比べ増えてしまいましたが、座ること自体が腰痛の原因になるのではなく、長時間悪い姿勢で座っていることが腰痛の原因になってしまいます。

どういった座り姿勢が腰痛の引き金になってしまうかというと、骨盤を後ろに倒して背中を丸めて座る猫背姿勢になって長時間座ることです。

この骨盤を倒す座り方をしてしまうことでお尻の外側が硬まりやすくなり、内腿の筋肉が衰えやすくなります。内腿の筋肉が衰えて動きが悪くなると下っ腹に力がうまく入らないので骨盤が後傾し背中が丸まって猫背になり腰痛リスクが高まってしまいます。

内ももは腰痛の他にも猫背と下っ腹のぽっこりにもかなり影響しますので、高齢者に限らずボディーメイクを目指す方にとっても大事な筋肉になります。

腰痛を解消するための自宅体操動画

1.骨盤を安定させる内ももの体操

2.下っ腹を引き締める「カラダ丸め体操」

内ももが衰えてしまうことで下っ腹に力が入りづらくなってしまうと上記でお伝えしましたが、腰痛が出てしまっている場合内ももが衰えていると同時に下っ腹の筋肉も衰えてしまっていたり、柔軟性が低下して動きが悪くなっている場合がほとんでです。なので、内ももを鍛えていくと同時に下っ腹も鍛えていくことも大切です。この体操は椅子に座りながら下っ腹を鍛えていくことができます。横にならずに安全におこなうことができるのでテレビをみる合間のスキマ時間で習慣にすることで無理なくおこなっていただけます。

3.福祉職員のための腰痛予防体操

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内ももが衰えて骨盤の姿勢が悪くなる方の大きな特徴がガニ股になってしまうことや、足の外側ばかりに体重がかかってしまい太ももの外側やお尻の外側が固くなってしまう状態です。この体操はそんなお尻の外側の筋肉、ふとももの外側の筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチの体操になります。上の２つと同時並行でおこなうことで腰痛の改善に効果的です。横になっておこなう体操なので、朝起きたときと夜寝るときの習慣でおこなうのがおすすめです。

筋肉の衰えや柔軟性は自然に改善はされません。今抱えてる腰の痛みは、今までの悪い習慣の積み重ねによるものです。ステイホームや、外出の自粛は感染予防のためのものなので明日から変えることはできません。だからこそステイホーム、外出の自粛をしながらそれら運動習慣を身に着け、衰えてしまう筋肉や柔軟性が低下してしまう筋肉を動かすことが大切です。今痛みがある方はもちろん、今は姿勢が悪くなてきた方も予防のためにこれらの体操を実践して痛みのないカラダを作っていきましょう。

この記事を書いた人

ちょけん先生代表

出張型のシニア・高齢者向けの体操教室トレーナーをしています。
イベント企画会社、法人様、自治体、地域包括支援センター、介護施設、グループホームなど様々なところからご依頼をいただいております。大手介護施設から新宿の大手百貨店、400人規模の会場から10人規模の体操までお客様のご要望に合わせて対応いたします。

全国どこでも出張対応しています。シニア・高齢者向けのイベントのお考えの方はまずはお気軽にご相談ください。