年齢とともに硬くなりやすい下半身の筋肉3つ!

こんにちは!健康運動指導士のちょけん先生です。

皆さん、日常生活の中で「体が動かしにくい」「足が重い」などと感じることはありませんか?年齢を重ねるにつれ、体を動かす機会が少なくなり、特に下半身の筋肉が硬くなりやすくなります。下半身の筋肉を柔軟に保つことは、転倒予防や体力維持に欠かせません。

今回は、年齢とともに硬くなりやすい下半身の筋肉と、そのケア方法についてご紹介します。

1. 前太ももの筋肉(大腿四頭筋)

前太ももにある「大腿四頭筋」は、歩く時や立ち上がる時に使われる重要な筋肉です。特に、座っている時間が長くなるとこの筋肉が硬くなりやすく、膝の痛みや歩行時の不安定感の原因になります。また、血行不良によって足の冷えやむくみが起こりやすくなるため、日常的にストレッチを行うことが大切です。

ケア方法: 毎日簡単にできる「太もも伸ばし」のストレッチや、軽いスクワット運動がおすすめです。椅子に座ったままでも行える動きなので、無理せず続けてみましょう。

2. お尻の筋肉(中臀筋)

「中臀筋」はお尻の上部にある筋肉で、骨盤を安定させる役割があります。中臀筋が硬くなると、骨盤がゆがみ、腰痛や足の不調が現れることがあります。特に片足に体重をかけて座る習慣がある方は、左右のバランスが崩れやすくなりがちです。

ケア方法: 壁や椅子を支えにして、片足立ちをすることで中臀筋を鍛えられます。簡単にできる運動なので、毎日少しずつ行ってみてください。歩行の安定にもつながり、転倒予防にも役立ちます。

3. 腸腰筋(ちょうようきん)

腸腰筋は、腰から太ももの付け根にかけて位置し、姿勢や歩行を支える大事な筋肉です。腸腰筋が硬くなると、腰痛や背中の丸まり(猫背)の原因となり、体全体のバランスが崩れてしまいます。特に座っている時間が長いと、この筋肉が固まりやすくなります。

ケア方法: 腸腰筋を柔らかく保つためには、立ったまま足を軽く上げ下げする運動や、椅子に座った状態で足を持ち上げる運動が効果的です。無理せず、少しずつ行っていきましょう。

健康を貯金しましょう!

年齢を重ねるにつれ、筋肉は硬くなりやすく、体の動きが悪くなってしまうことがあります。しかし、日常生活に少しずつ運動を取り入れるだけで、筋肉の柔軟性を保ち、転倒予防や健康維持につながります。今回ご紹介した簡単な運動をぜひ取り入れて、健康な体を保ちましょう!

この記事を書いた人

出張型のシニア・高齢者向けの体操教室トレーナーをしています。
イベント企画会社、法人様、自治体、地域包括支援センター、介護施設、グループホームなど様々なところからご依頼をいただいております。大手介護施設から新宿の大手百貨店、400人規模の会場から10人規模の体操までお客様のご要望に合わせて対応いたします。

全国どこでも出張対応しています。シニア・高齢者向けのイベントのお考えの方はまずはお気軽にご相談ください。

目次