亜鉛足りてますか?その1(実はすごいぞ亜鉛ー!)
みなさんこんにちは!
健康を貯金するちょけん先生です!
僕は行政や地域包括支援センターと協力して出張型の体操教室を開催しております。
また、もう一つの事業としてこれまでのトレーニング経験や資格を活かし出張型のパーソナルトレーナーとしても活動しております。
先週まで涼しかったはずなのに週末から一転26℃のとろけそうな日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
僕は暑さと花粉でしばらく地球から抜け出したいです。
さて今回のテーマは昨日臨床検査薬の会社を経営されているお客様のトレーニングの際に教えていただいた栄養についてです。
もうタイトルにも書いているのでお分かりかもしれませんが「亜鉛」です。
健康ヲタクを自称している僕は雑談の時に興味本位で「医療の専門分野に携わる方やその会社と関わるドクターの方々は、日々健康でいるために大切にしているサプリメントなどってあるんですか?」と質問した所この「亜鉛」を教えてくださいました。
そのお客様は大きな病院がクライアントとなるため多くのドクターと関わる機会があるそうですが、ベテランで第一線で活躍されて若々しいドクターのほとんどはこの「亜鉛」を日常的に服薬しているそうです。
僕自身亜鉛はもうかれこれ5年以上服薬していますが、まさかずっと飲んできた亜鉛がここまですごいものだとはお恥ずかしながら知りませんでした。
下記はざっくり亜鉛の子はたらきをまとめてみました。
●味覚を正常に保つ効果
食事をした時の味は、舌の表面にある「味蕾 (みらい)」という部分で感じ取っています。
亜鉛は、味蕾の細胞の正常な生まれ変わりを助ける働きがあり、味蕾の形成にも深く関わっているため、亜鉛が不足すると味蕾を新しくつくり出すことができなくなります。
味蕾が古くなった舌で食事をすると、味がよくわからない、おいしく感じない、といった味覚障害が起こります。
●若さを保つ(かっこよくいうと不老ですかね)
亜鉛は、細胞の生まれ変わりが盛んな部位で必要不可欠な栄養素です。新しい細胞をつくり出す時には、設計図である遺伝子の情報をコピーし、それをもとにたんぱく質を合成するといった化学反応が行われています。
この反応は、亜鉛が構成成分となっている酵素によって進められます。
肌や爪、胃腸などの細胞は生まれ変わりが盛んに行われます。
亜鉛はこれらの働きの中で細胞の合成を促す重要な役割を担っており、新陳代謝や成長を助ける効果があるといえます。
●抜け毛や薄毛を予防する効果
亜鉛は酵素の構成成分となって代謝を助ける働きによって、頭皮や毛髪の生まれ変わりを促し、過度な抜け毛や薄毛を防止する効果があります。髪の毛は主にたんぱく質からできていますが、亜鉛はそのたんぱく質の合成をサポートしています。
●生殖機能をアレする効果
男性では前立腺や性腺に高濃度に含まれていて、性ホルモンの合成や精子の生成などに深く関係しています。亜鉛が欠乏すると性的な機能が低下する可能性があり、アメリカでは亜鉛は“セックスミネラル”とも呼ばれているそうです。性欲低下や勃起障害の原因はいろいろあるが、1つには、男性ホルモン(テストステロン)の減少があります。亜鉛とこれらの関係に有効なエビデンスが出ているわけではありませんが、毛髪の亜鉛の濃度が高い男性は、血中のテストステロン値が高いという報告があるそうです。
つまり、テストステロンの維持には亜鉛が有効と考えられています。
●生活習慣病の予防・改善効果
亜鉛には、インスリンにはたらきかけ糖尿病を予防するはたらきを持つほか、総コレステロールやLDLコレステロールの上昇を抑制し、血圧降下作用が報告されており、生活習慣病の予防や改善に役立つと考えられています。
日本人は基本亜鉛不足だといわれております。日々体操したりトレーニングしたりしてる人にとってもタンパク質の代謝に亜鉛は必要です。筋肉を増やしたい方、ダイエットしたい方にとっても亜鉛は重要です。
日本人の出生率がどんどん下がっているのももしかすると…。
ここまではちょっと勉強すればわかる情報ですが次回はお客様が医療の現場で見聞きしたコアな亜鉛のお話しを書いていきます。