腸を整えて免疫力アップさせる食物繊維 – 健康を貯金しよう!
こんにちは、健康を貯金するちょけん先生です。私たちは、福祉施設や地域の皆さんのもとに伺い、高齢者の健康をサポートする出張体操を行っています。健康を貯金するためには、日々の体操だけでなく、食生活もとても大切です。今回は、免疫力を高め、健康を貯金するために重要な「食物繊維」についてお話しします。
1. 食物繊維で健康を貯金する
年齢を重ねると、腸の働きが弱くなりがちです。しかし、食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境を整え、免疫力をアップさせることができます。腸内環境を良く保つことは、健康を長く維持するために欠かせないポイントです。つまり、食物繊維を日々の食事に取り入れることが、あなたの「健康を貯金」する第一歩となります。
2. 不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく
食物繊維には、不溶性と水溶性の2種類があります。
- 不溶性食物繊維は腸の動きを活発にし、便秘を防ぎます。
- 水溶性食物繊維は便を柔らかくし、腸内の不要物をスムーズに排出します。
どちらもバランスよく摂ることで、腸の働きを整え、免疫力を高めることができます。
3. 善玉菌を増やして免疫力アップ!
腸内には、免疫機能の約60%が集まっています。腸が元気であることは、全身の健康にとっても大事です。特に水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善します。善玉菌が増えることで免疫力も向上し、風邪や病気に負けにくい体を作ることができます。
4. 食物繊維不足がもたらすリスク
もし食物繊維が不足すると、便秘になりやすくなり、腸内環境が悪化します。腸の調子が悪くなると、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなるだけでなく、生活習慣病のリスクも高まります。高齢者にとっても、健康を保つために毎日の食事で食物繊維を意識して摂ることが大切です。
5. タンパク質を摂る方にも食物繊維が必要
高齢者の筋力維持のためにタンパク質は欠かせませんが、タンパク質を多く摂ると腸に負担がかかりやすくなります。そこで、食物繊維が腸内環境を整え、体に負担をかけずに健康を維持するために重要な役割を果たします。
6. 健康を貯金するために毎日少しずつ
一日にどれくらいの食物繊維を摂れば良いのでしょうか?厚生労働省によると、成人男性は1日20g、女性は18gが目安です。高齢者の方でも、意識して食物繊維を摂ることで、健康をしっかりと「貯金」することができます。
食物繊維をしっかりとって健康を貯金していきましょう!