医療のプロから聞いた亜鉛の効果!

みなさんこんにちは!

健康を貯金するちょけん先生です。前回亜鉛はとても大切で医療機関で働くドクターが口を揃えて自分の健康のために亜鉛を服薬してるということを書きました。そして一般的に知られている亜鉛の効果を記載しましたが、今回は医療に関わる方に教えていただいた亜鉛の効果を紹介します。

【1.花粉やアレルギー反応の抑制】

亜鉛には免疫細胞である白血球を増やして、免疫のはたらきを直接高める作用があります。そして、粘膜の健康を守る作用のあるビタミンAの利用効果を高めて花粉やウイルスなどの侵入を抑制することで、間接的にも免疫を助けています。

【2.アトピーの皮膚炎症を抑える効果】

亜鉛は細胞の新生にかかわる酵素の成分であり、アトピーになった皮膚の発育を促し、新陳代謝を活発にする効果があります。アトピー性皮膚炎の人には亜鉛欠乏が多いといわれており「傷の治りが遅い」「跡が残る」ことが分かっています。

アトピー性皮膚炎では皮膚が炎症を起き、喘息であれば気道が炎症を起こしているなど、アレルギー性疾患を持つ人は、体内のどこかで炎症を起こしているそうです。炎症を抑えるには、活性酸素除去酵素(SOD)が必要なのですが、亜鉛は活性酸素除去酵素の重要な構成要素であるため、不足すると体内の炎症を抑えることが難しくなってしまいます。

【3.怪我の回復を早める】

これを読まれている年代の方々にはまだ経験がないかもしれませんが、年齢が上がり座っている時間が長くなったり、一時的な病気などでの入院で原因で寝ている時間といったように同じ姿勢での時間が長くなることで褥瘡ができてしまうことがあります。一見擦り傷のようなものに見えますが、悪化してしまうと骨まで達するケガになるといったケースにも繋がります。

亜鉛は、ケガをした時にも頼りになる栄養素です。すり傷や切り傷など「皮膚の傷」や、強い衝撃や転倒などによって起こる捻挫や打撲時の「炎症緩和」のサポートをしてくれます。靭帯やアキレス腱に損傷を受けた時も、新しい細胞(コラーゲン)が生まれ変わるのを促してくれ、ケガからの回復スピードをアップさせてくれます。

【4.亜鉛不足になるのは高齢者と若者!?】

日本は世界の中でも特に亜鉛不足の割合が多い国の一つだと言われております。多くの日本人は1日に必要な量の亜鉛が摂取できていないといわれております。そして特に亜鉛不足になってしまう年代が若者と高齢者だといわれております。

高齢の方々が亜鉛不足になる主な原因は食が細くなってしまうことです。亜鉛は主な牡蠣や豚肉、レバーなどに多く含まれていますが、年齢が上がってくるにつれてそういった食べ物を充分に摂ることができなくなってしまいます。

若い世代が亜鉛不足の傾向にあると聞いて僕自身想像していなかったので少し驚きました。原因は添加物の入った食習慣だそうです。一人暮らしの男性や学生のコンビニで買う食べ物には商品にもよりますが添加物が含まれています。弁当やミネラルウォーターなどに含まれる添加物は摂取した亜鉛の吸収を阻害する作用があります。高齢者と比べ食は細くなくてもそういった食事が習慣になっていることでせっかく食事から摂った亜鉛が吸収されにくくなってます。牡蠣、レバー、豚肉などをコンビニの弁当から取る場合、同じ食材でも亜鉛が吸収されにくくなってしまいます。

今回2回にわたり亜鉛の効果を特集してきました。日々の食事から摂ることも大事ですが、亜鉛を日々食事から1日の必要量摂取するのは簡単ではありません。僕はサプリメントから亜鉛やマグネシウムを毎日必ず意識的に摂っております。

この記事を書いた人

出張型のシニア・高齢者向けの体操教室トレーナーをしています。
イベント企画会社、法人様、自治体、地域包括支援センター、介護施設、グループホームなど様々なところからご依頼をいただいております。大手介護施設から新宿の大手百貨店、400人規模の会場から10人規模の体操までお客様のご要望に合わせて対応いたします。

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