シニアに大おすすめ!ウォーキングが100倍楽しくなるポケモンGO
みなさんこんにちは!
健康を貯金するちょけん先生です。私は地域包括支援センターや福祉施設と協力し、シニア向けの出張型体操教室を開催しています。最近、お身体が著しく衰えたり、不調や痛みが出てきたというシニアの方々が増えています。その大きな原因の一つが運動不足です。
人の身体は、たった2週間動かさないだけで筋肉が約10%ほど衰えるといわれています。2週間で10%ですから、長期間の運動不足による影響は想像以上に大きいものです。
筋肉と運動をわかりやすく例えると、筋肉は「資産」、運動は「労働」に似ています。私たちは働くことでお金を稼ぎ、それを貯金します。貯金がたまれば、好きなものを買ったり、好きな食べ物を楽しむことができますが、お金がなければそれは叶いません。筋肉も同じです。運動習慣があり、日常的に身体を動かしていると、痛みや不調はほとんど生じませんが、運動不足が続くと、いずれ筋肉が衰え、身体に不調が出てきてしまいます。
寒い季節が終わり、暖かく心地よい日が増えてきました。運動習慣を身につけるには絶好の季節です。少しずつ体を動かしていきたいという方が増える中、「きつい運動は続かないけど、無理なく体力を増やしたい」というシニアの方も多くいらっしゃいます。私の体操教室の参加者の中にも「みんなと一緒だと頑張れるけど、1人だとなかなか続かない」とおっしゃる方がいます。そんな方には、ウォーキングをおすすめしています。
ウォーキングは足幅や歩く速さを意識することで全身運動になります。筋肉を大きく増やすことは難しいですが、体重管理には効果的です。特に今の季節は気温的にも外に出やすく、ウォーキングを始めるにはとても良いタイミングです。私自身も、この時期に少し増えてしまった体重を引き締めるために、時間があるときは歩くようにしています。
そして今回は、楽しくウォーキングを続けられる、いや、毎日歩きたくなるほどおすすめのアプリ「ポケモンGO」をご紹介します!
ちょけん先生とポケモンGO
僕がポケモンGOを使い始めたのは去年の冬からでした。僕は高校の途中から徐々にゲームを楽しむ頻度が減っていき、社会人になってからというものほとんど僕はゲームとディスタンス状態でした。なのでポケモンGOが出た当初はまったく興味がありませんでした。
どんどん操作が複雑になっていく今のゲームについていけなくなった僕なのでポケモンGOも僕には難しくて出来ないだろうと思っていたのです。やり始めたのは僕と同じく高校くらいからゲームとディスタンスしていた友人と一緒にウォーキングをした時にその友人が最近ポケモンGOを活用しながら歩いているという話を聞き、その様子を見て興味が湧き使い始めたのがきっかけでした。
子供からシニアまで楽しめる簡単な操作
ポケモンGOの魅力の1つは何といっても誰でも出来る簡単な操作だと僕は思っています。操作は基本指一本あれば誰でもできます。親指から小指の中からお好みの指で操作いただけます。
基本の操作
1.歩く(散歩)
2.マップ上にポケモンが出てきたらタップ
3.画面上のボールを指で押さえ、押さえたままモンスターに向かってシュッ
4.捕まったら「ゲット」自分の仲間になりま す。捕まらなかったら3の動作を繰り返す
※他にも細かなテクニック等はありますがまずはこれが出来たら大丈夫です。
集めるという楽しさ
皆さんは、人生の中で何かを集めた経験はありませんか?僕にもあります。子供の頃、マンガのカードやミニ四駆、珍しいコインなど、さまざまなものを集めていました。収集する楽しさは、どこか特別な喜びを感じさせてくれるものですよね。
ポケモンGOも、そんな「集める楽しさ」を体験できるゲームです。
ゲーム内に登場するポケモンを集め、その数はなんと843匹!すべてのポケモンを集めるためには、実際に外に出て歩く必要があります。ポケモンGOを楽しむことで、自然と運動習慣も身につけられるのが魅力です。
ポケモンGOは人と人をつなぐツール
現代では、昔と比べて人と人とのつながりが希薄になりがちです。特に年齢を重ねると、外出の機会や友人とのつながりも減り、地域との関係が薄れてしまうことがあります。
そんな中、ポケモンGOは地域や人とのつながりを取り戻すきっかけになるかもしれません。このゲームを通じて、シニアの方々が新しい人々と交流したり、地域のイベントに参加する機会が増えることで、自然なつながりが生まれることが期待されます。
バトルで深まる交流
ポケモンGOでは、知り合いや友人を登録することでバトルが楽しめます。家族やお孫さん、友人を登録すれば、いつでも対戦を通じてつながりを持つことができます。
この対戦はシンプルながらも頭を使うため、楽しみながら脳トレとしても効果的です。
ポケモン交換で生まれる交流
ポケモンGOでは、捕まえたポケモンを他の登録した人たちと交換することができます。このポケモン交換を通じて、自然に会話や情報交換が生まれ、これまでになかった交流のきっかけになることがあります。
実際に、私のお客様の中には、お孫さんとポケモン交換をするようになり、以前よりも距離が縮まって「まるで小さな友達ができたみたいだ」と嬉しそうに話していた方もいらっしゃいます。
みんなで協力して楽しむレイドバトル
ポケモンGOには「レイドバトル」という、複数人で協力して強力なポケモンと戦い、そのポケモンを捕まえることができるモードがあります。このレイドバトルに登場するポケモンは非常に強く、一人では勝つのが難しいため、複数のプレイヤーが集まって挑むことが必要です。
特に高齢者・シニアの方々にとって、レイドバトルは素敵な体験です。友人たちと一緒にお散歩をしながら、顔も知らない他のプレイヤーたちとも協力して戦うことで、ただの散歩以上の楽しみを味わえます。みんなで協力して一体感を感じられるこのモードは、シニア世代にとっても大きな魅力となっています。
お孫さんと楽しむポケモンGO
先日、ポケモンGOを楽しんでいる友人から、彼が子どもと一緒にポケモンGOを楽しんでいる話を聞きました。友人には小学生のお子さんがいて、一緒に捕まえたいポケモンがいる場所へ出かけては、親子でそのポケモンを捕まえたり、バトルをして楽しんでいるそうです。
おじいちゃんやおばあちゃんにとって、お孫さんは本当にかわいくて大切な存在ですよね。そんなお孫さんと一緒に、友人の親子のようにポケモンGOを楽しむことで、共通の趣味としてゲームを通じた楽しい時間を過ごせるかもしれません。
ポケモンGOを通して、お孫さんはゲームを楽しみ、おじいちゃんおばあちゃんはお孫さんとの貴重なひとときを楽しむことができます。
運動習慣は義務ではなく楽しみ
運動不足による体力の低下は、多くのシニアにとって大きな課題の一つです。「運動しなきゃ」と思っている方も多いですが、散歩を継続するのはなかなか簡単ではありません。
しかし、僕はポケモンGOを始めてから、毎日楽しく散歩を続けています。億劫だった運動も、楽しくできれば続けられるものです。
散歩を楽しみながら続ける方法の一つとして、ポケモンGOをおすすめします。このアプリを使うことで、ただの散歩が冒険のようになり、自然と運動が続けられます。もしシニアサークルなどでポケモンGOを使ったウォーキングが広まれば、運動習慣がなかった方々にも新しい外出のきっかけを提供できるかもしれません。